鈴木晃志郎 SUZUKI Koshiro, Ph.D.
皆さんこんにちは。私は,富山大学の人文科学系 行動・社会文化コースで観光学・地理学を教えています。バックグランドである行動地理学,社会地理学から,観光にまつわる諸問題に広く取り組んでいます。認知・態度・価値観・規範などの心理的,社会的あるいは文化的要素を通じて,いわばミクロな視点から観光行動を捉えること。これが私のアプローチのしかたです。
人と観光とのかかわりは,確かに観光政策・地域計画などの巨視的なレベルからでも考えることができます。むしろ日本の観光学で中心を占めているのは,こうした観光学でしょう。しかし,彼らが政策や計画を立案するもとになった,様々な統計データ。そこで示されている様々な観光現象も,もとを辿れば,紛れもなく観光客一人ひとりの思惑・意志・行動の結果が集積してできたものです。
ツーリズムを,現象の構成者である個人の目線にまで降りたって,こまやかに理解しようとするとき,私が専門領域にしている行動科学や認知科学のアプローチは,その有効性を最大限に発揮します。ミクロの視座から,ツーリズムの巨大な森を捉えてみましょう。熱意溢れる皆さんと,膝を交えて議論できるのを楽しみにしています。 |
|
|
立命館大学 文学部地理学科 卒業 |
学士 |
アクロン大学 大学院 文学研究科 地理・都市計画学科 留学 |
- |
立命館大学 大学院 文学研究科 地理学専攻 博士前期課程 修了 |
修士(文学) |
東京都立大学 大学院 理学研究科 地理科学専攻 修了 |
博士(理学) |
|
立命館大学 文学部 地理学科 |
ティーチングアシスタント |
東京都立大学 理学部 地理科学専攻 |
ティーチングアシスタント |
カリフォルニア大学 サンタバーバラ校 |
客員研究員 |
首都大学東京 都市環境学部 地理環境コース |
リサーチアシスタント |
首都大学東京 大学院 都市環境科学研究科 観光科学域 |
助教 |
【現職】 富山大学 人文学部 人文学科 |
准教授 |
|
大妻女子大学 社会情報学部 |
非常勤講師 |
|
北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科 |
非常勤講師 |
|
信州大学 教育学部 |
非常勤講師 |
|
金沢大学 国際基幹教育院 (2017年度後期・第2クオーター) |
非常勤講師 |
|
高岡法科大学 |
非常勤講師 |
|
京都大学 文学研究科 |
非常勤講師 |
|
北海道大学 文学部 |
非常勤講師 |
担当科目: |
人文地理学: 社会、文化とイメージの地理学 |
|
首都大学東京 大学院 都市環境科学研究科 観光科学域 |
助教 |
担当科目: |
自然ツーリズムの見方,考え方・大学院・自然ツーリズム学概論I・ECO-TOPインターンシップ・自然ツーリズム学セミナーI,II・自然・文化ツーリズム学特別セミナーI,II,自然・文化ツーリズム学野外実習I,II,自然ツーリズム学実験,地域環境学野外実習,地域環境学実習I |
|
富山大学 人文学部 人文学科 |
准教授 |
担当科目: |
学部:人文地理学実習1,人文地理学実習3,社会文化入門(分担),人文地理学演習,人文地理学特殊講義,人文地理学講読,卒論指導,基礎ゼミナール,地域の経済、社会と文化
大学院:人文地理学特論(1,2),人文地理学特論演習(1,2) |
|
|
|
1996年〜現在 |
|
2000年〜現在 |
|
2001年〜現在 |
|
2002年〜現在 |
|
2016年〜現在 |
|
2009年〜2016年 |
|
2010年〜2015年 |
|
2010年〜現在 |
|
2010年〜現在 |
|
2011年〜現在 |
|
2012年〜2013年 |
|
2014年〜2015年 |
|
専門社会調査士(第000256号)
普通自動車運転免許
柔道初段(講道館) |
|
|
|
2007年〜2008年 |
東京都: 自然の保護と適正利用を担う人材育成制度検討委員会メンバー |
|
|
2006年〜2007年 |
東京都: ECO-TOPプログラム認定審査会検討部会メンバー |
|
|
2007年〜2008年 |
広島県: 鞆地区港湾整備事業に伴う住民協議会 アドバイザー |
|
|
2010年〜2012年 |
姫路市: 姫路城と調和した中心市街地景観形成検討委員会 臨時委員
|
|
|
2011年〜2012年 |
|
2012年〜2017年 |
独立行政法人大学入試センター: 教科科目第一委員会 委員
|
|
|
2014年〜2016年 |
地理空間情報の活用推進に関する北陸地方産学官連絡会議 委員
|
|
|
2013年〜現在 |
|
2014年〜2017年 |
富山県: 安全なまちづくり・とやま賞表彰選考委員会 委員
|
|
|
2016年〜現在 |
富山県: 防災教育を中心とした実践的安全教育総合支援事業推進委員会 委員長
|
|
|
2016年〜2018年 |
|
科学研究費補助金: 若手研究 (B: 課題No. 20700673). 「開発=保全」問題に直面したコミュニティにおける住民意志決定のメカニズム(研究代表者:3,510,000円).
|
2008年〜2009年 |
東京都産業労働局 「ロケ撮影が地域へもたらす影響等に関する調査」(受託研究: 4,050,000円). |
2009年〜2010年 |
ほくぎん若手研究者助成金 「原発の温排水をめぐる地域の社会関係の解明」(研究代表者:500,000円). |
2011年〜2012年 |
科学研究費補助金: 基盤研究 (A: 17H00839). 「人と社会の側からみた地図・地理空間情報の新技術とその評価」(研究分担者:18,800,000円). |
2017年〜2020年 |
科学研究費補助金: 挑戦的萌芽 (19H00839). 「倫理を結節点とした都市の学際研究:持続可能性・安全・情報・ウェルビーイングの連環」(研究分担者:560,000円). |
2019年〜2020年 |
科学研究費補助金: 基盤研究 (C: 20K01173). 「デジタル・マッピング時代の地理情報倫理の構築に向けた学際的基礎研究」(研究代表者:4,290,000円). |
2020年〜2023年 |
三菱財団人文科学研究助成(研究代表者:敷田麻実)「感染症収束後の移動前提社会の変容と新たな移動スタイルの研究」(協同研究者:2,650,000円) |
2021年〜2023年 |
科学研究費補助金: 挑戦的開拓 (21K18114). 「都市の倫理的変容のための学際研究:持続可能性、情報、レジリエンス、食、経済」(研究分担者:2,483,000円). |
2021年〜2024年 |
科学研究費補助金: 基盤研究 (B: 22H03851). 「移動前提社会における地域住民と移動者による新たなコミュニティの形成プロセス」(研究分担者:12,870,000円). |
2022年〜2025年 |
科学研究費補助金: 基盤研究 (C: 23K11645). 「eツーリズムにおけるXRの可能性と課題、機会の喪失と平等に関する超学域的研究」(研究代表者:3,500,000円). |
2023年〜2026年 |